【保存版】休職中にやったほうが良いこと(前編)
新卒入社した会社から、Uターンで転職しました。
しかし、人間関係でうまく立ち回れず、2回の休職を経験した。休職期間は合計8カ月位で、不労期間から換算すると、約300万円を損している。
そんな300万円を払って得た人間関係やメンタル疾患の教訓がいくつかあります。
本記事は、私が感じた根本的解決のために休職中にやって良かったことをまとめてみました。
特に休職したての前半は、とにかく仕事から離れ体を休めた方が良いです。
その後、徐々に改善し、中盤や後半には自分と向き合えるような状態になるので、その時の体調が若干戻りつつ、頭が考えられそうな時期を想定しています。
具体的には、
・メンタル疾患で休職中の方
・過去に休職した経験がある方
・今ストレスを抱えて生きている方
に向けてを想定しています。
休職している方やメンタルで悩んでいる方など、私のような経験をする人が1人でも少なくなれば良いと本気で思っています。
①カウンセラーを付けて良かった
1回目、2回目ともに主治医から「うつ状態」と診断されました。
しかし、精神病は患者の発言に基づいて診断するし、主治医と話す時間は10分くらいなので、詳しい話ができません。そのため、ひとまず、うつ状態や適用障害と付けるしかないのかもしれないと考えています。
私は、薬と診断書を出してもらうのが主治医だと思っています。
じゃぁ、自分で認知行動療法をやるのも分からないし、どう過ごせばよいかも分かりません。そこで役立つのがカウンセラーだと考えています。
カウンセリングは1時間程度じっくり話を聞いて、アドバイスをもらえます。私は運が良く、自分とマッチするカウンセラーに出会えました。私の話を「うんうん、そうだね」と肯定するだけはなく、あらゆる角度から的確に、時に厳しい助言をもらえました。
隔週でカウンセリングを進めていても、私の真の原因である「社交不安症」という症状に辿り着いたのは、実に5カ月かかりました。
私は休職してからメンタル疾患の本を39冊読み、認知行動療法の方法は理解していたつもりだが、一人だと心細いし長続きしません。それをカウンセラーと共に助言や誘導してもらいながら、真の原因を突き詰めることが非常に重要だと思いました。
カウンセラー費用は高いが、それ相応の価値はあると思っています。
②自分にも原因があることを認識できて良かった
私は1回目の休職した時に、自己分析をしました。その分析内容は以下3つです。
1)転職入社したため、新しい業務についていけない自分を責めた
2)業務の負荷が高すぎた
3)職場の先輩に攻撃的な人がいた
2)は簡単な業務から、3)は先輩ではなく上司にレポートラインが変更されました。
その後ほどなくして、先輩にレポートラインが変更され、結果メンタルがやられてしまい再休職をしました。
2回目の休職直後は先輩が悪いと思っていました。
職場のほとんどが先輩の悪口を言うし、「あの人の部下は大変だよね」と言ってもらえたので、僕は悪くないと思っていました。
しかし、今冷静になって考えると、もちろん職場環境も原因があるが、私にも確実に原因がある。これがようやく分かりました。
カウンセリングで私の原因を深堀した結果、
・人に言われたことを過敏に感じやすい。
・社会人としてのコミュニケーションスキルがない
・対人関係の接触を避けていたため、コミュニケーションを練習する機会が少ない
などが分かりました。
カウンセリングで時間をかけて話し合いを、やっと自分の原因を認めることができました。これが自分に原因があり、改善した方が良い点があることを気付ける機会になりました。
③相談できる人がいて良かった
1回目の休職は、メンタル疾患になったことが受け入れられず、また失敗した自分を知られることが恥ずかしく感じ、親にさえ言えませんでした。そのため、資金の援助や、本音で話せる人が限られており、自分を吐き出せる場がありませんでした。
しかし、2回目の休職時に、親や友人に勇気をもって自分の状況を打ち明けました。
すると、自分の予想以上に、相手が自分の事を助けてくれたり、支援してくれることが分かりました。
そうすると、依存できる場所が増えました。
仕事で何かあっても、他に依存できる場所、必要とされる場所、戻れる場所があれば、頑張れるような気がすると今は思っています。
誰かに話を聞いてもらう事は重要で、給湯室での会話、ママ友の雑談、サラリーマンの飲み会とかで、皆はストレスを軽減してるんだなと思いました。