【社交不安症】人からの評価や注目が気になるあなたへ(後編)

2021年9月23日

前回は、中編で、自己主張について説明しました。
この最後の後編の記事では、自己主張についてのさらなる深堀と、最後にこれから不安になったときに確認すべきチェック観点を記載したいと思います。

(前回の中編の記事を読んでいない方は、以下からアクセスしてください)

自己主張の権利章典

前回は自己主張について説明しましたが、人生がはるかに楽になる自己主張の権利章典があります。

・どのように相手に反応するかは自分の責任
・一方、私に対してどう反応するかは相手の責任
・私が何を考え、どう行動し、どう意思決定するかは、自分で持っている権利である。
・私は自分の考えを変える権利がある。
・私は間違う権利を持っている。
・私は「知らない」と言う権利を持っている。
・私は、自分で決断を下す権利がある。
・私は「分からない」「できない」と言う権利を有する。
・私は罪悪感を感じずに、「嫌だ」と言う権利を有する。
・私は、「どっちでも良い」と言う権利を有する。

これは、私たちが持っている対人関係における基本的な権利です。一つ一つを読んでいき、自分がどのように思うかを考えていきましょう。また、対人関係のコミュニケーションで迷ったときは、この権利章典に戻り、当然の権利があることを思い出すことが良いと思います。

自己主張不足の神話

自己主張が苦手な人は、多くの信念を抱いています。しかし、その信念は現実的ではないため、神話とも呼ばれます。過度に社会不安になる方で、良く信じられている神話が二つあります。

1)相手は自分の心を読めているべきである

例えば、恋人関係を例に挙げる。私のことを真剣に思っているなら、時間通りに待ち時間に来てくれるはずだと思う。しかし、相手からすると、私への真剣な思いと、時間通りに到着するのは関係ないと思っている。
他にも、母子関係を例に挙げる。母親が愛情を持って子供を愛してくれたことと、お金を中々使ってくれなかったことは関係ない。そのため、相手が自分の心を読む能力を頼みにしない事が重要である。

2)相手が私に頼みごとをしたときは、必ず応じないといけない

逆に、「私が相手に頼みごとをしたときは、絶対に聞いてもらわないといけない」と思わない。
そうしないと、誰にも頼めなくなってしまう。自分で選択可能だという風に思うことが重要である。

最後に。不安になったときのチェックリスト

最後に、社会不安症を改善していく中で、症状が改善しない場合は、以下のチェックリストを確認して下さい。

・ 週に4回は運動する
・ 毎日同じ時間に起きる
・ タバコ、カフェイン、アルコールの摂取は一切絶つか、最小限にする
・ 非合法な薬物は使用しない
・ 不安を引き起こす考えや、これに対する認知の再構成は、メモに書き留めておく
・ 「~すべき」という考えと認知の歪みを減らすように努力する
・ 自分自身への賞賛と激励を惜しまない
・ 恐怖の対象となっている状況に毎日直面すること
・ 自分がしている微妙な回避行動や安全保障行動を見逃さない
・ 回避行動を減らす努力を続ける

まとめ

今回は、前編・中編・後編の記事では、社交不安症の症状の概要と対策等についてまとめました。もしこの内容に興味があれば、以下の書籍を参考にしてください。(本記事もこの本の内容を抜粋しています)