【Salesforce】組織の設定のポイント

2022年3月1日

去年の10月からSaleforceに関する業務について、はや4カ月。Salesforce管理者教育①も受講して、やっとお作法が分かってきたし、Salesforceってすげえって思ってきた。何か初めて好きになれそうな、自分とマッチしたシステムになり様な気がする。

自分用のメモとして、SFDCの組織の設定編の学習内容をメモしておく。

1.組織情報

[設定]-[会社の設定]-[組織情報]で確認できる。

1-1.組織の詳細(上段)

「組織の詳細」にて、

・マスタ通貨

・インスタンスの場所

・組織のエディション

・ディスク容量

等を見ることができる。

1-2.ライセンス系(中段)

1)「ユーザライセンス」

Salesforce
Chatter Free社内ユーザがChatterのやりとりのみをアクセス可能。各オブジェクトの閲覧はできない
Chatter External社外ユーザが所属するグループのメンバーのプロファイルの参照したいり、グループ内のファイルにアクセスできる。運用として、社外のパートナー企業の会社のアカウント発行する際は、このライセンスを付与すると思う
IdentitySFDCにSSOでアクセスのみで利用する場合に、このライセンスを利用する。ちょっとよくイメージが湧かない。

2)「権限セットライセンス」

権限セットライセンスは、プロファイルを修正せずとも、新たな拡張的な権限を付与するために、これを利用する。例えば、CRM Userのように元々用意されている権限セットライセンスがあるようだ。

3)「機能ライセンス」

こちらも、拡張的にユーザごとに付与する。各ライセンス数の全数と使用ライセンス数を確認できる。

マーケティングユーザリードのインポートするときにはこのライセンスが必要
ナレッジユーザナレッジの記事を作成・編集できる。逆にこれがないと、記事は作成できないので、業務運用としてナレッジユーザ担当数を決める必要がある。
Salesforce CRM ContentユーザSFDCのLibrary機能を利用できるライセンス。Libraryを利用することでいわゆるファイルサーバを利用でき、このライセンスが付与されているユーザのみがアクセスできる。安全にかつセキュアなデータ共有が可能。基本つけるイメージ。
Service CloudユーザService Cloudを利用するライセンス。ここは勉強が必要だ。

2.会計年度

[設定]-[会社の設定]-[会計年度]で確認できる。

・標準年度で基本はいけると思う(1月開始、4月開始が日本企業は普通だと思うので、こちら)

・カスタム年度は4半期ごとに会計するとかかなり特殊な場合

・カスタムを一度有効にすると標準には戻せない。

3.通貨の管理

[設定]-[会社の設定]-[通貨の管理]で確認できる。

3-1.通貨の管理

・これで各通貨のレートを設定できる

3-2.期間指定換算レート

・デフォルトでは無効なので、有効化する。

・有効化すると、期間ごとに各通貨のレートを設定できる。これは、例えば案件完了後にレートが変更された場合、受注金額が実態と乖離してしまうことを避ける機能である。運用としては1カ月ごとに手動で更新する必要がある感じ。

・例えば、Opportunityの完了日を2022/2/28と2022/3/31にした場合で検証してみたが、それぞれ換算レートが変わった。(例えば、USDで同じ金額を入力しても、その後ろのJPYの金額が期間指定換算レートの期間に沿ったレートに変更してくれている)

・[通貨の管理]と[期間指定換算レート]の値が異なる場合は、自分で検証した結果、[期間指定換算レート]が優先される。

3-3.括弧内の通貨換算

Opportunity作成時に、opportunityの通貨を設定するが、それと自分の個人設定のデフォルト通貨が異なる場合、opportunityの通貨の後に括弧付けで自分の個人設定の通貨が表示される。

これを有効化する機能。普通に有効化した方が良いと思う。

4.Lightningアプリケーションビルダー

ホーム画面をカスタマイズして、好きなコンポーネントを好きな位置に配置できる。

これは、

・組織

・アプリケーション(いわゆるタブ毎。Sales、Opportunity、Serviceなどなど)

・アプリケーション*プロファイル

の単位で設定できる。自分だけのためにユーザ単位でカスタマイズできるかと思ったが、無理っぽそうかな。

5.リストビュー

自分の好きな条件でフィルタして、その条件を保存できる。

自分だけに表示か、ユーザ全員に表示できるかなど選べる。

その中でも、

・Kanban:横軸がフェーズごとにグループ化されており、その単位で商談とかを見れる。

6.Chatteグループ

・公開・非公開を選択できる。

・グループ作成時に、「ブロードキャストのみ」を選択すると、メンバーは書き込めず、管理者だけが投稿できる。いわゆる、記事作成の用途に便利かも。